転職は諦めたほうがいいんだろうか?
そうはいっても転職したいし…。
そんな疑問にお答えします。
新卒や若手の就転職と違って40代の転職は難しいですよね。
僕も40代の頃に転職したときは苦労しました。しかも2度も。。
現在は転職エージェントとして働いており既に10年以上の経験になりました。
この記事では40代の転職を諦めた場合と再チャレンジする場合について、それぞれポイントを解説しました。
いずれのケースでもうまくいくよう願いながら綴っていますので、最後までお読みいただけると嬉しいです。
40代の転職活動を諦めるのはアリ~その理由とは~
40代で転職活動をした結果、諦めて現職に留まるという選択はアリだと思います。
理由は以下です。
詳しくみていきましょう。
行動しただけで成長している
「今の状況を変えたい」「○○がやりたい」と考えて行動をしたあなたは、それだけで素晴らしいと思います。
なぜなら、多くの人は行動しないからです。
一度でも行動に移すひとは約30%で70%のひとは行動しないそうです。
100人現職に不満を持つ40代のうち70人は何もしないで我慢しているということになります。
行動ができる上位30%のあなたなら、また行動できるに違いありません。
もちろん行動しないひとに比べると成長もできるはず。
また別の方法を考えて行動しましょう!
自分のことを客観視できる
転職活動を通じて色々考えませんでしたか?
このようなことは、転職活動をしなければ考えることはありません。
あなた自身のことを客観視することで努力の方向が明確になります。
惰性で働くひとと比べると大きなアドバンテージです。
転職活動をしたことのメリットですね。
転職を諦めたら意識してほしいこと
40代の転職を諦めて現職に留まるという決断をしたら意識してほしいことがあります。
それぞれ解説していきます。
年齢・性別問わず謙虚な姿勢で接する
社内での人間関係を円滑にするために謙虚な姿勢で対応するように心がけましょう。
理由としては2点あります。
謙虚な態度でいれば、年下上司とのコミュニケーションも取れます。
また若手からも相談されやすくなるため情報が集まりやすくなります。
転職したとしても同じく必要なことですが、年功序列も崩壊しつつあるなか、現職に留まるにせよ意識しておくべきでしょう。
ちなみに僕も読みましたがこちらの本がとても参考になります。
現職でうまくやっていくコツが満載です。
自分が提供できる価値を積極的に与える
GiveとTakeは意識しないとTakeばかりになりがちです。
「あれ、やっておいて」「ちょっと教えてくれる?」「○○の件、お願いします」
相手にメリットがあり、それを理解していれば問題ありません。
でもやらされ感を抱かれているとあなた自身にもマイナスです。
あなたが提供できる価値を積極的にGiveするようにしてみましょう。
見返りは求めてはいけません。
圧倒的に「Give」をするようになると信用が貯まります。
今の時代、信用を貯めるのが一番効果的です。
是非意識してみてください。
学習する
コロナ禍でビジネス界も変化を余儀なくされています。
今の仕事やサービスも将来どうなるかわかりません。
変化が激しくなればリスクと同時にチャンスもあるのですが、知識がないとわかりません。
そのためには学習する必要があります。
色んなものに興味を持ち、学ぶことが大切です。
まずは読書から始めませんか?
ビジネスパーソンの読書量は月1冊未満が60%もいるそうです。
月5冊読めば上位10%ですよ!
それでも転職したいひとへの再点検3つ
転職を諦めようと考えても、やはり現職で働くよりは別のところへ転職したい場合は、以下を見直してみましょう。
詳しくみてみましょう。
自己分析を徹底的に行う
既にやっているとは思いますが自己分析を見直してみましょう。
40代の転職でこの工程は最重要です。
5W1Hのなかでも「What:何が」「Why:なぜ」を深堀りしていきまでょう。
自己分析が詳細に仕上がると、相手企業にアピールすべきことが明確になります。
とても大事な部分なので必ず再点検しましょう。
転職エージェントをうまく使う
もし転職エージェントを利用していないのならそれはうまくいきません。
40代の転職では必須のサービスです。
僕が40代で転職したときは転職サイトと転職エージェント2社を利用していました。
転職サイトにない求人をたくさん提案してくれて助かったことを覚えています。
転職エージェントを使う際は注意点があります。
うまく使えば、転職のプロなので頼りになります。
求人票以外の情報も結構持っているため面接対策もしやすいです。
なので転職エージェントを利用していたなら別の会社へ登録して、利用していなかったならすぐに2~3社登録すべきです。
応募書類を見直す
応募書類の見直しも必要です。
自己分析を徹底的に行ったので、あとは応募先ごとに最適化する必要があります。
あなたの能力を魅力的かつ貢献できる人材であるように受け止められるよう表現しましょう。
応募先の情報は会社のWebサイトだけでなく経営者のSNSチェックもやって、転職エージェントにもヒアリングしましょう。
応募書類がしっかりしていれば、転職エージェントの推薦文と相まって、通過率が高くなります。
まとめ:行動しないと思いは実現しない
いかがでしたでしょうか?
転職活動を諦めて現職に留まるにも行動が必要です。
また、転職活動に再挑戦するにしても行動です。
結局うまくいくひとは行動しています。
既に行動に移しているあなたは次の行動をするだけです。
じっと動かない70%のひととは違います。
あなたの人生がよい方向に向かうよう行動していきましょう。