- 転職活動を始めるにあたってどんな準備が必要なのか?
- 転職を成功するためにはどうすればいいのか?
このように考えていませんか?
40代が転職を成功させるためには、この準備段階はとても大切です。なぜなら、ここでしっかりと準備しておけば書類選考や面接、さらには転職活動の方向性が筋の通ったものになるからです。

と思っている方、ご安心ください。
ポイントさえ分かっていれば、そんなに難しいことはありません。
この記事では転職の準備に必要な3つの項目について順序立てて解説いたします。

現在は特化型の転職エージェントをしております。
また自身も40代に転職を経験しました。
転職活動の準備に必要な3つのこと
転職活動の準備は自分と向き合って「これまでのこと」「これからのこと」を真剣に考えるところから始まります。
これまでを振り返り、将来のビジョンを持つことで転職の軸が定まります。この軸を持つことこそが転職活動を成功に導くカギとなります。
転職活動の準備としてはこれら3つが必要です。
それぞれ解説していきます。
自己分析(キャリアの棚卸しとポータブルスキルの見極め)
キャリアの棚卸し
キャリアの棚卸しは下記の4つの項目で洗い出しを行います。エクセルなどを利用してもいいと思います。
これらは自己PRや職務経歴書のもとにもなりますのでじっくりと丁寧に書き出しましょう。
ポータブルスキルの見極め
ポータブルスキルとは職場や企業を移っても発揮できる持ち運び可能なスキルを指します。キャリアの棚卸しの工程が終わったら下記の項目について当てはまる項目にはめ込んでいきます。
ここでは「できること」を明確にしていきます。
▶専門知識・専門技術
専門知識・専門技術ではキャリアの棚卸しの「身についたスキル、ノウハウ、経験、資格」の項目や自身の強みとなるものを書き出してください。
▶仕事の仕方・人との関わり方
上記の図の仕事の仕方の5項目と人との関わり方の3項目の中で強みとなる項目について
その能力を発揮した具体的なエピソードを書き加えてください。
自己分析が大切な理由
キャリアの棚卸しとポータブルスキルの見極めという工程をこなすと自分にマッチした求人を探すのに役立ちます。
また強みと弱みを客観視できることから面接対策にもなります。
正確に自分を理解することが入職後に「こんなはずでは・・・」という失敗を防ぐポイントです。
自己分析が終わったら求人を探してみましょう。
参考記事:転職活動での効率的な求人の探し方
転職の目的
「転職の目的」は、転職活動の方向性を示す指針となるものです。
ここがブレてしまうと転職活動はうまくいきません。将来どうなっていたいのか、もっというと50歳の段階ではどのような働き方をして、どのようなスキルを持った人物でありたいかを深堀していきます。
この問いに対して明確な回答を持っていれば、今回の転職での条件が見えてきます。
それこそが「転職の目的」です。
転職活動のスケージュール
事前準備として、転職活動のスケジュールを立てておくということも大切です。スケジュールの内容は、いつまでに転職をしたいのかという目標設定によって変わってきます。仮に転職完了の目標が6カ月後だとすれば、そこから逆算してスケジュールを組んでいくとよいでしょう。
※あまり長い期間だとモチベーションが保てません。
また転職活動の中でも面接と退職交渉は自分で調整しにくい部分です。働きながら転職先を探す場合は、柔軟に対応できるようにしておく必要があります。
まとめ:キャリア設計が大事
人生100年時代のなか、40代はまだまだ働き盛りの成長過程の年代です。これまでの自分と今後のなりたい自分をしっかりと見極めて自分で設計したキャリアプランを歩んでいきましょう。