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転職ノウハウ

医師が転職をするときに注意すべき5つのポイント

2023年9月16日

「医師の転職ってどうやるのがいいんだろう?
注意すべきことはあるのかな?」
そんな疑問にお答えします。

本記事の内容

・医師が転職する方法とは?
・医師の転職で注意すべき5つのポイント

本記事では長年、私自身が医療介護の転職エージェントとして携わってきた経験から包み隠さず、丁寧に解説します。
無用な後悔を避けるためにも
ぜひ最後まで読み進めて参考にされてくださいね。

医師が転職する方法とは?


以前と違って医師の転職は一般的になっています。
それぞれのライフステージなどにもよりますが
まずは35~40代で医局を退局される方が多い印象です。
以降は先生方それぞれのご事情で数回の転職をされるようですね。

医師が転職する方法は大きく3つのやり方になります。

・恩師や友人の紹介
・転職エージェント
・自己応募

それぞれ解説します。

恩師や友人の紹介

まずはパッと思いつく方法としては知人から転職先の医療機関を紹介してもらうケースですね。
知人紹介のいいところは、紹介してくれた先生もしくはその方の知人が
既に紹介先の医療機関で勤務されていると、より詳細な勤務実態を事前に知ることが可能なところです。

転職先の実情が分かれば、イメージしやすいですよね!
これは安心材料となるため、決断しやすいのではないでしょうか?

ただし、デメリットとして以下が考えられます。

・面接後にちょっと違うかもと感じても断りにくい
・何かの事情で将来退職するときに紹介者のメンツをつぶしてしまう
・紹介してくれる先生も忙しいため、段取りが遅くなる
・細かな条件面を事前に聞き出しにくい場合もある


知人紹介で就職される際は、よく考えてから決断する必要があります。

転職エージェントを利用する

すっかりメジャーな方法になりましたが、医師の転職サービスを利用するケースです。
各社求人自体は豊富に取り揃えていますので、先生の希望条件に
マッチする求人が見つけやすいというメリットがあります。

また日々お忙しくされている先生と医療機関側との面接調整や
条件確認なども代理でやってくれるため、大変便利なサービスです。
もちろん、無料でサービスを受けれます。

デメリットはなさそうですが、

・担当エージェントの当たり外れがある(相性・能力)
・情報源のほとんどが事務長(採用担当)なので勤務実態がつかみにくい
・小規模なところ(クリニックなど)や経営が厳しいところの
求人は少ない(医療機関から手数料を徴収するため)

以上のことが考えられます。
仕事しながらの転職活動において必須のサービスではありますが、見極める力がある程度求められる方法ですね。

自分で応募する

間にだれも挟まない、自己応募という方法もあります。
医療機関の採用ページからエントリーするか
直接電話することで応募可能です。

求人側(医療機関)にとってみれば、手数料などの費用がかからないため
ありがたいのと、直接交渉できるため話が早い場合があります。

とはいえ、以下のデメリットがあります。

・ホームページの情報だけだと詳細がわからない
・そもそも募集がされているかわからない
・わからないことがある状態で実名を明かす必要がある
・先生も事務長及び採用担当も多忙なため、確認事項が多いと進捗が遅くなりがち

以上、医師の転職方法について解説しました。
先生の状況や条件によっていずれか、もしくは組み合わせて転職を進めていきましょう。
次章では転職する際の注意点に触れていきます。

医師の転職で注意すべき5つのポイント


転職においては注意すべきポイントがあります。
また医師の世界は狭いため、気を配ることもあります。

転職活動で避けられる失敗はできるだけ排除しておきたいはずです。
ここで挙げるポイントを参考にして、納得のいく転職を実現してください!

忙しさを判断できる質問をする

どの程度の忙しさなのかを判断できる材料は集めておく必要があります。

なぜなら「忙しい」というのは個人の感覚によって変わってくるからです。
先生のご専門によっておさえるポイントは変わってきますが
どんな数値を聞けば判断できるかはお分かりだと思います。

当直であれば、救急指定や夜間救急搬送数、ウォークインの人数、
当直体制(人数や診療科)など聞けば大体イメージつくと思います。

業務量を理由とした転職理由は結構見るので、失敗しないためにも
「そんなに忙しくないですよ~」という言葉を鵜呑みにせず
知人紹介の際やエージェント利用の時でも、忙しさの判断ができるための
情報は可能な限り質問するようにしてください。

転職エージェントを上手く活用する

多忙な医師の場合、転職エージェントの活用は欠かせません。

転職エージェントは、先生が外来診察やオペ、病棟管理やカンファなどで
忙しくされている先生の代わりに
求人のピックアップや、医療機関に確認・調整したりしてくれます。

先生は集まった情報をもとに判断・決断をするだけです。
もちろん、最終的には面接の場で情報の正確性・ニュアンスについて
しっかりと確認する必要がありますが、自身で動かれるよりよっぽど効率的です。

そのため、信頼できるエージェントを見つけてぜひ活用されてください。

思わぬ身バレを避ける

転職活動は現職にバレないように活動しなくてはなりません。

もしバレてしまうと引き止めにあってしまい、
現状から抜け出しにくくなるからです。

そのため個人情報の取り扱いがしっかりしたところでないと
狭い医師の世界ですから、どこで漏れるかわかりません。
特に医療機関が少ない地域や、標ぼうされているところが少ない診療科は注意が必要です。

たまに、匿名でオファーしていても事務長など採用担当者の質問に
特定可能な情報を話してしまうエージェントもいるため
気を付ける必要があります。(若いエージェントに多い気がします)

そういった意味では前章の「自己応募」は個人名がすでにバレているため
先生の状況(転職活動のタイミング)次第では、候補から外したほうがいいかもしれません。

思わぬ身バレを防ぐことは、円滑な転職をするために注意が必要なところです。

交渉材料を提供する

年俸の交渉や詳細な情報を引き出すにはある程度の
情報を開示しないと話が進まないところがあります。

特に人気のある求人先や、採用部門が組織化されていなく
事務長一人で仕事を抱えて忙しくされているところなどが
「匿名でも構わないのでプロフィールシートを」と求められます。

転職エージェントも増えてきているため
院長や上長に相談しやすいフォーマットが必須になってきているのでしょう。

そのため、信頼のおけるエージェントには
材料をしっかりと渡すようにしたほうがいいでしょう。
具体的にはご経歴何ができるのかといった情報です。

相変わらず医師不足ではあるものの、都市圏では特に選別されてきていますので
必要なプロセスだと思ってください。

メールだけで済ませない

いくら忙しいからと言って、メールだけでのやり取りで転職活動を進めるのは
やめておいたほうがいいです。
できれば実際お会いするか、せめて電話で話をする時間を設けるべきです。

面談したり、実際の声を聞くことで
・先生ご自身が信頼できる相手かどうかを判断しやすい
・ニュアンスが正しく伝わりやすい(希望条件など)
・相手からも信頼され、親身に動いてくれるようになる
といった効果があります。

もちろん日々の診療業務が忙しく時間が取れないかもしれません。
とはいえ、知人紹介やエージェント利用、自己応募であっても
メールだけで済まさず、しっかりとしたコミュニケーションを図る努力はしておきましょう。

まとめ:医師の転職は効率よく

医師の転職は先生ご自身も求人先の採用担当者も
お忙しくされているため、うまく進めていかないと
時間ばかりが過ぎてしまいます。

本記事で紹介した方法で効率よく進めていくしかありません。
おススメは
転職エージェント2社程度利用+知人紹介or自己応募です。

そして5つの注意点を考慮すれば、
希望の転職先に出会う確率が高まります。

医師の転職で注意すべき5つのポイント

1)忙しさを判断できる質問をする
2)転職エージェントを上手く活用する
3)思わぬ身バレを避ける
4)交渉材料を提供する
5)メールだけで済ませない


先生の今のライフステージに合ったよい職場と出会えることを
切に願っております。

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