40代は仕事人生のひとつの節目ですが、20年近くキャリアを積んでいると色々と思い悩んでしまう年代だと思います。一昔前であれば60歳定年後に5年ぐらい適当に働いて年金受給というコースでしたが、人生100年時代と言われるようになり一体いつまで働くんだろう?と不安になっているかもしれません。
この記事では40代が仕事にどう向き合っていくのかを解説していきます。
40代はどう仕事と向き合うべきか?
仕事は自分のため
仕事の結果としての報酬ではなく、仕事そのものについてです。
組織の中で仕事しているとどうしても所属部署のため、会社のために仕事をしてるような気になりませんか?
順風満帆、出世街道まっしぐらに進んでいる方はあまり気にはならないかもしれませんが、なにかしらで満足できていないと「会社のための仕事」はモチベーションが下がりまくりです。
▶契約を変えてみる
実際にできればベストですが気持ちの面でもいいので
「雇用契約」→「業務委託契約」へ変更です。
気持ちの面でもOKと言いましたがリアルに考えないと意味がありません。
もし「あなたの会社」が今の仕事を「業務委託契約」にて受注したら、タスクを明確にし結果を出さなければいけません。今の会社での仕事を、別の企業の受注につながるような仕事の仕方を意識するようになったらOKです。
「あなたの会社」が色んなところから発注されるように今の会社の仕事を利用してやればいいんです。
40代こそ成長するべき
本来はスキル的にも性格的にもマッチしている仕事も正しい精神状態で無い場合はつまらない仕事と認識してしまいがちです。そうなってくると前向きに取り組む姿勢や好奇心も減退してしまいます。
あなたが勤務しているのが大企業であろうが中小企業であろうが成長が鈍化したシニアに対して好待遇&雇用の保証などしてはくれません。
もし、気持ちが萎え気味ということであれば今一度リセットして切り替えましょう。
▶40代というステージのとらえ方
「内閣府の高齢化の現状と将来像」によると2050年では平均寿命が男性84.02歳、女性90.4歳だそうです。後期高齢者の75歳までは働かないといけないような気がしています。
そう考えると40代は人生の中で重要な時期だと言えるでしょう。その貴重な40代を以下の3つのステージでとらえてみてはいかがでしょうか?
独立・起業にチャレンジする
すでに自分の力で稼ぐスキルが備わっているのであれば働き盛りの40代から独立・起業にチャレンジしてもいいと思います。ただ、再起不能になるような借入等は控えたほうがいいかもです。
準備期間として蓄える
50代から挑戦するために準備期間として捉えて40代を過ごす方法もあります。転職して必要な経験をするのもいいですし、学習のため社会人大学院やスクールに通うのもアリです。
副業にて収入源を増やす
副業は今やブームと言ってもいいと思います。クラウドソーシングサービス(クラウドワークス、ランサーズ、ココナラなど)もたくさんありますので副業がしやすい環境です。
40代は何かを始めるとき
・「業務委託契約」というマインドセットを始める
・事業を始める
・転職によって経験値を積み始める
・学習を始める
・副業を始める
何かしらのアクションを始めるのに40代は非常に適したタイミングだと思います。
仕事を自分事として向き合うことができればまだまだ成長していくことでしょう。
これから先の時代を完全には読み切ることは難しいですが経験ない&興味のないことはできないので「やりたいこと・やれること」をしっかりと自己分析して見つけてください。
まとめ:長期間労働の時代
40代は背負うものがあって、なかなかチャレンジできないと考えられるかもしれません。ただ働かなければいけない期間はどんどん長くなってきています。
今までは長時間労働だったかもしれませんが、これからは長期間労働です。40代という貴重な時期を無駄にしてしまうことだけは避けなくてはいけません。仕事をしている時間はすべて自分の成長のために費やせるような働き方ができるよう願っております。
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これからの人生について考えさせられます。