40代は仕事人生のひとつの節目ですが、20年近くキャリアを積んでいると色々と思い悩んでしまう年代だと思います。若手の頃とは体力や立場、期待値そしてビジネス環境も異なり仕事に限界を感じてしまうのかもしれません。
この記事では40代が仕事に限界を感じた時にどう対処していくのかを解説していきます。
40代で転職した後、起業しましたが試行錯誤の連続でした。
限界を感じては、もがきながら脱出して生きてきました。
40代で仕事に限界を感じたら?【まずは4項目をチェック】
今のままだからクリアできずに限界を感じているのだと思います。だったら変わるしかありません。仕事に限界を感じる4つのパターンごとに解説します。
心身の限界
心身が健康であれば何度でもチャレンジできます。そのため心身に限界がきているのであればすぐに転職などを検討して現職から変わるべきです。
眠れない、思考力が落ちた、笑わなくなった、涙が出てくるといったサイン以外にも体に下記の症状が出始めたらうつ症状かもしれません。
- 食欲がない
- 体がだるい
- 疲れやすい
- 性欲がない
- 頭痛や肩こり
- 動悸
- 胃の不快感
- 便秘がち
- めまい
- 口が渇く
早めに体を休めて今の環境から抜け出す準備を整えるようにしたほうがいいです。症状が長く続いているようでしたら専門科に診てもらうようにしましょう。
能力面で限界
仕事をやっていると何かしら壁にぶち当たることがあります。まだスキルが低レベルのうちは数をこなしていくとスッとクリアしたりするものです。しかしながらスキルが一定水準になっている40代は若いころに比べてなかなかクリアできなくなっていきます。
またマネジメント業務をされている方もいると思います。自分で動いていた時とは勝手が違うことで悩まれることも多いようです。
こういった能力面で限界を感じている場合は、現状抱えている課題について再度学習することをおススメします。たとえ転職したとしても能力的な壁はやってきます。40代こそ成長することに貪欲でなければと考えますので学習の習慣をつけておくことはとても大切です。
とはいえ、もうすでにやりつくしたうえで限界を感じているという方もいると思います。その場合は次の職場では強みが活かされる仕事もしくは夢中になれる仕事を選ぶと自然に意欲が湧いて成長できるでしょう。
職場の環境面で限界
職場環境には人間関係のほか社風や体制といったものも含まれます。ここで限界を感じているのであれば個人の力では難しいかもしれません。人間関係であれば人事部や上司に相談することで解決する場合もありますが、難易度高めです。現状維持ということであれば自分自身の考え方を変えるしかありません。
そうなると選択肢は転職となりますが注意点としては人間関係の問題はどの会社でも起こり得るということです。同じ事態を招かないためにも現状の原因分析と対策をしっかりと練って次に活かすようにしましょう。
将来性の面で限界
今の会社で縮小部門に在籍されていたり、業界自体の市場が縮小していたりまたは会社の経営がまずいと将来性に不安を感じているケースもあります。
そんな時は今一度自分の力でなんとかできないかを考えてみてください。
「そんなことできるわけないよ!」という場合に転職という選択肢を検討しましょう。
上記のアクションは現職の会社にいながら挑戦もできて自身の成長につながることなので可能ならば取り組むほうがよいです。
しかし、挑戦できないような環境であれば成長が止まってしまいますので新しい環境に移ることは正解かもしれません。
限界に向き合うことは必要
心身さえ無事であれば限界を感じたときにしっかりと向き合うことが必要です。
仕事に限界を感じた内容にもよりますが、この足掻きこそが次につながることになります。なぜなら、「○○という問題に対してA・B・Cという対応をしたがダメだった」という失敗経験ができるからです。40代の失敗経験は貴重ですし、しかもノーダメージです。やり得ですね。どのみち限界だと感じているのであれば失敗上等という気持ちで足掻いてみましょう。
まとめ:変化すること
・転職をすることで環境を変える
・自身の仕事への取り組み方を変える
・考え方や習慣を変える
仕事に限界を感じた場合はこのように変化させることが必要です。一番の悪手はそのままでいることです。対処できるものは対処して、無理なものは退く。そうして新しい成長機会において全力を尽くせばいいと思います。
また、転職活動を行う際には「40代の募集求人を多く持つ」「エージェントのスキルが高い」転職エージェント会社に依頼するのがよいです。基本的には大手であれば問題ありません。以下の2社はその点でおススメです。
40代の転職に強いエージェント会社
人生100年時代、40代はまだまだ成長しなければいけません。嫌々ながら仕事したり腐ったりしているのはもったいないです。これからも変化し続けていきましょう。