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転職ノウハウ

数字の読み方・使い方【自己分析の実績】

2020年8月15日

自己分析してもイマイチ数値的にパッとしない。
何かいい方法ないのかなぁ…。

このような悩みにお答えします。

私自身、40代で転職経験(※当時は有効求人倍率0.5ぐらいで絶賛不景気でした)があり、転職エージェント歴は10年以上です。実績の見せ方は工夫しました。

この記事を読めば数字の読み方・使い方を理解することで自己分析の実績についての視野を広げるようになれると思います。

数字の読み方・使い方

キンコン西野さんのvoicy

キンコン西野さんのことは知っている人も多いと思います。

日本最大のオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」を運営されたり、絵本作家(2020年12月には「えんとつ町のプペル」が映画公開)やクラウドファンディングでも有名ですね。

その西野さんの2020年8月15日のvoicyでの放送が非常に示唆に富んでいました。

https://voicy.jp/channel/941

数字のマジック

数字は信用されている

数字は比較するにも能力を見極めるにもわかりやすいですよね。
「1件」よりは「10件」、「10%」よりは「100%」のほうが大きいのは誰でも理解できます。
しかもその数字は「事実」です。

なので数字は信用されているのです。

数字は印象操作に利用される

数字は信用されているため印象操作に利用されます。
例えば「ツイッターのフォロワー10万人」と「オンラインサロンの有料会員数1000人」だとどちらが影響力があると思いますか?

いや、そんなの内容によるよね?

まさにその通りです。
フォロワー数が役に立つ有益な情報を継続して発信した結果の10万人炎上マーケティングなど一時の興味を引くような手法での10万人では意味が違います。

オンラインサロンの会員数は退会者を差し引いた「アクティブな数字」に対して、ツイッターのフォロワーは解除が面倒でそのままにしている人も多く「累計数字」なのです。

なので不誠実な手段を用いれば偽りの数字を積上げることが可能になります。

数字は使い方次第で信用を失う

コロナ関連の数字

コロナ関連のニュースを扱っているテレビが「印象操作」を積極的にやっています。
「不安」は生活に直結するため人の興味を引くカテゴリです。

そのためテレビでは数字が大きく見えるコロナウィルスの「感染者数」を前面に出しています。
さらには「累計感染者数」まで出して煽ってきます。

本来であれば「実効再生産数」を知らせるべきです。
「実効再生産数」が「2」であれば1人の感染者が平均で2人にうつしていることなので拡大しています。「0.5」であれば終息していっているということです。

国民は気づき始めている

ただ視聴率を追うあまり意味のある数字より不安を煽り視聴率の稼げるインパクトの大きい数字を使用しているのです。

これにより経済が減退して広告出稿が減って減益するという負のスパイラルに陥るのに目先の利益ばかりを追求しています。

さすがに見透かしている国民が増えてきて徐々にテレビ離れも進んでいます。
信頼を失っている証拠ですね。

多面的に誠実に数字と向き合いましょう

自己分析の実績について

誤解のないように言っておきます。
キャリアの棚卸し(職務経歴書に記載する実績)で数字を盛るのは絶対にやめましょう。
経歴詐称にあたります。

なのでいろんな角度から分析してより自分らしさが出ている数字を誠実に見つけ出し、それをうまくアピールできれば職務経歴書も見栄えがしてきます。

あなたの強みを切り取る

数字の持つ信用度や意味を理解すればあなたのどんなところをアピールしたいかによって取り出す数字が見えてくるはずです。

例えば売上を前年比150%という数字を見るとどう感じますか?
会ってもいない人物でこの数字だけみたときには営業マン独特の印象をイメージするはずです。
(明るい・ハキハキしている・押しが強い・積極的・提案力がある など)

また顧客維持率90%(前年からの顧客が更新した数値)と記載しているとコミュニケーション力がある、相手のことを考える力がある、面倒見がよさそうとかイメージしませんか?

数字の持つ意味や比較対象など視野をうんと広げてあなたのよさが伝わるようにしましょう。
これは悪い意味の印象操作ではありません。
あなたを表現するのにわかりやすい事実を数値化したものです。

数字が弱い部分は?

実績を振り返っていくとどうしても実績が弱いところが出てきます。
省略するにも不自然な場合は隠しても突っ込まれます。
そうすると「不都合だから隠したんだな」と思われるだけです。

数字が弱い場合はテキストで補うしかありません。
もちろん言い訳がましく長々と書くわけにはいかないので簡潔にです。

数字の弱さの理由に「状況」や「やったこと」などがストーリーとして納得感のあるものが書かれていればむしろアピール部分になることもあります。

なので数字的に弱いところも含めて深堀して検証していくようにしましょう。

まとめ:信用第一です

数字はうまく使っている人と策に溺れている人がいます。
しかしながら中身が伴わない不誠実な数字で取り繕いすぎるとダメですね。

賢い人は見抜いてしまいます。
もちろん色んな人を面接してきた人事担当者も経歴の数字については敏感だと思います。

数字が持つ力を理解して正しく使いこなせばあなたのことを雄弁に語ってくれます。
自己分析には時間をかけてしっかりと自分と向き合いましょう!

併せて読みたい

西野さんの本の書評記事です。今読んでも学びが多い1冊です。

自己分析のやり方についての記事です。

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