40代の転職は会社を辞めてからでも大丈夫？転職をするときの3つのポイント

40代の転職は会社を辞めてからでも大丈夫かな…
そもそも次の転職先は見つかるんだろうか？

そんな悩みにお答えします。

「会社を辞めたい」と思ったら、早く辞めたいと思うのは自然なことです。
不満やイヤなことがあると尚更でしょう。
そのため、転職を退職してからやってもいいのかなぁと迷う人は一定数います。

本記事では40代の転職活動を会社を辞めてから行うべきかどうかを
メリット・デメリットを挙げて解説いたします。
また事前のチェックポイントや転職活動をするためのポイントにも触れてますので、最後まで読み進めて参考にしてくださいね。

40代が会社を辞めたいと思ったら、まずやるべきこと

40代で会社を辞めたいと思ったら、まずは以下の3つをやってください。

これらを冷静に押さえたうえで、転職活動を会社を辞めてからやるのかどうかを決めましょう。
それぞれ解説します。

なぜ辞めたいのか？今後どうしたいのか？を明確にする

最初は辞めたいと思った原因を冷静に分析していきましょう。
そして今後どのような仕事をしていきたいのかを明確にします。

なぜなら40代でどう働くかが50代以降に影響していくからです。
稀少性の高いスキルの持ち主でない限り、50代の転職は難しいと言えます。
もちろん40代の転職も楽ではありません。
とはいえ、50代以降と比べるとまだチャンスはあります。
そのため、これから先の将来を見据えた戦略的な会社選びが必要となります。

同じ轍を踏まないための原因分析と、人生の戦略的選択を行うための自己分析の両方を行って、悔いのない転職活動を行うようにしましょう。

生活資金の状況を確認する

生活費に回せる貯蓄を確認することもやっておきましょう。
この余裕資金の額次第で会社を辞めてから
転職活動を行うかどうかを決めるのです。

もし6か月未満なら、在職中に行うべきでしょう。

出典：エン・ジャパン株式会社「ミドルの転職」アンケート

上記のように40代の転職期間は長期にわたります。
収入が絶たれて、数か月生活した経験ってほとんどないと思います。

お金のことで気持ちに余裕がなくなると転職活動もうまくいきません。
十分な資金があるかどうかは、先にチェックしておきべきです。

心身の状態を把握する

何はともあれ健康であることが一番です。

現職で辛い目にあって心身に影響を及ぼす可能性があるならば、
休職するか早めに辞めるべきでしょう。

もし健康を害するようなことがあれば、それこそ大ごとです。

「このままこの会社にいるとマズイな…」と判断したら、
その環境からすぐに離れることをオススメします。

健康であればチャレンジは何度でもできるのです。

40代で会社を辞めてから転職活動をするメリット・デメリット

事前のチェックポイントで会社を辞めてから転職活動をやるべきかどうかの
判断は見えてきていると思いますが、本章ではそのメリット・デメリットについて解説します。

40代で会社を辞めてから転職活動をするメリット

まずはメリットからです。

このように自己分析や企業研究といった転職準備、応募書類の作成や面接対策など
じっくりと転職活動ができることが挙げられます。

40代で会社を辞めてから転職活動をするデメリット

次に40代で会社を辞めてから転職活動をするデメリットです。

先に退職をすると、転職が決まるまで基本的には無収入です。
失業保険も約3か月は支給されません。
そのため、冷静でいれなくなってしまいがちです。

また転職活動が長期化すれば、採用側も「他社でも不採用になっているひと」として見られる可能性もあり、不利になってきます。

40代で在職中に転職活動をするメリット・デメリット

続いて今度は在職中に転職活動をするメリット・デメリットについて解説します。

40代で在職中に転職活動をするメリット

40代で在職中に転職活動をするメリットからです。

特に収入に関する安心感が最大のメリットです。
その安心感があるからこそ、転職先に変に妥協することなくできるのです。

40代で在職中に転職活動をするデメリット

続いてデメリットをは以下となります。

現職での仕事と転職活動の両立が一番のデメリットです。
企業研究や求人探し、応募手続きなどは帰宅後か週末の休日に限られます。

また現職に不満があるから転職を考えているのに、
決まるまでの間は出社しなければいけません。

転職活動をするときの3つのポイント

ここまで40代で転職活動をするのに「会社を辞めてから」かどうかについて解説してきました。
それらを踏まえ、また僕の経験からお伝えしたいことは以下の3つです。

それぞれ解説します。

①可能な限り在職中にやる

やはり40代の転職活動は在職中にやることをオススメします。

これは自らも実感していることですが、焦りから判断が甘くなってくるからです。
厳密には1か月後には退職することになったので動き始めたのですが、
長引くと大変なことになると妥協してしまったのです。

もちろんハラスメントを受けているなど、深刻な状況にいる場合は別です。
しかしながら、それ以外は時間をやりくりしながらも在職中に活動していきましょう。

②独立起業も視野に入れる

40代から転職するのであれば、将来的には独立起業も視野に入れておきましょう。

一昔前と違って、終身雇用は崩壊しつつあると言えます。
むしろミドル世代を対象としたリストラ報道もよく耳にするようになりました。

それならば、自分で稼ぐために必要なスキルが身につく企業を転職先に選ぶことが必要です。

個人で稼げるような人材は会社でも重宝されるはずです。
定年まで会社勤めをする・しないに関わらず、いつでも独立できるような
マインドを持っておきましょう。

③転職サービスはフル活用する

40代の転職活動は転職サービスをフル活用すべきです。

なぜなら40代の転職において情報は武器で、時間は有限だからです。

転職サイトや転職エージェントサービスは、転職関連の情報やサポートが充実しています。
特に在職中だと求人探しや応募・日程調整など大変です。
これに関しては転職エージェントサービスを使うことで解決できます。

40代にオススメする転職サービスについてはこちらの記事も参考にしてください。

まとめ：40代は10年後を見据えたよい転職をしよう！

40代が転職をするときの現職を辞めるタイミングについて
メリット・デメリットを交えて解説しました。

40代と言えば、ちょうど人生の中間地点です。
長寿命化により、働く期間も以前より長くなっていくでしょう。
そのため、40代での仕事の選択は重要なのです。

冷静に、じっくりと考えるためにも焦る要素は排除しなければいけません。

あなたが納得のいく判断ができる環境で転職活動をしてください。
次の転職先があなたの人生のよいステップとなるよう応援しています。