会社で定年まで働くことが想像できないしなぁ…
40代から起業して失敗したらどうしよう
40代は背負っているものがあるので躊躇しがちです。
とはいえ終身雇用も期待できません。
本記事の内容
・起業のベストタイミングは?
・40代で起業するメリット・デメリット
・40代の起業で失敗しないための5つのコツ
40代前半で僕は一度失敗しましたが、今は再度起業して8年になります。
僕のように特別な才能がなくても何とかなるものです。
あなたが失敗を避けれるよう、失敗経験から学んだことを中心に解説していきますので、最後まで読み進めて参考にしてみてくださいね。
起業のベストタイミングは?
独立・起業に興味のあるひとはどの世代も高い数値を示しています。
起業においてベストタイミングは個人差があるため
明言し辛いですが、20代とか若ければまず問題ないでしょう。
なぜなら、仮に失敗したとしても失うものがほとんどないからです。
おそらく未婚でしょうし、再就職も十分できます。
とはいえ、40代であろうとも遅くはありません。
40代は若いころと違って、資金面やスキル、経験値が積み上がっています。
そのため「何をやるのか」と「やり抜く気持ち」が整っていれば、
そこがベストタイミングであると言えます。
40代で起業するメリット・デメリット
40代で起業するにあたってメリット・デメリットがあります。
それぞれ見ていきましょう。
起業のメリット
40代で起業するメリットは以下の通りです。
・面倒な人間関係から解放される
・やりたい仕事をやれるため充実しやすい
・定年退職がない
・自分の裁量で働ける(勤務時間など)
・仕組化できれば稼働時間を減らせる
これからは仕事は楽しみながらやるのがベスト。
そのため起業は選択肢として有効だと言えます。
起業のデメリット
40代で起業するデメリットは以下の3つが挙げられます。
・事業がうまくいかないと収入が安定しない
・軌道に乗るまで不安
・失敗した際に再就職が難しい
デメリットは事業がうまくいかないことに起因することが多いです。
起業するにあたってはデメリットの懸念を減らすことがポイントと言えます。
40代の起業で失敗しないための5つのコツ
起業で成功するケースはそれぞれです。そのひとのスキルやタイミング、状況によって異なるため再現性は保証されません。
逆に失敗のケースは共通することが多いです。
この章では僕の失敗経験がふんだんに盛り込んでいますので参考にしてください。
①初期費用はあまりかけない
技術やスキル、ビジネスモデルがあれば初期費用をかけても回収できるかもしれません。
とはいえ多くが失敗するので40代の起業であえてそのリスクを負う必要はないです。
初期費用をかけてしまうと短期的に売上を上げたくなりますよね?
そうなると顧客への価値提供が不十分になってきます。
40代の起業はスモールビジネスがオススメです。
小さくスタートしましょう。
②ランニングコストを抑える
ランニングコストを抑えることも重要です。
僕は最初にやった事業は許認可事業で売上の見込みがないのに
人員規程によって雇用を余儀なくされたのです。
もちろん事業がスケールするのであれば雇用するのもアリでしょう。
とはいえ最初から人を雇い入れるのはよく検討したほうがいいです。
また仕入れが必要な事業も要注意です。
できれば在庫を抱える必要のない分野が望ましいと思います。
立ち上げ当初はできるだけランニングコストを抑え、
在庫を抱えないようにしていきましょう。
③経験を活かす
40代が起業する強みは、これまで培った知識やスキル、そして人脈などです。
これを活かさない手はありません。
僕が失敗したケースはまさにここで、未経験分野へチャレンジしたことでした。
もしやりたい事業が未経験分野なら、在職中に副業としてやってみることをオススメします。
テストマーケティングですね。
経験分野での起業が安心です。
しっかりと自己分析をしてから事業領域を決めていきましょう。
④最悪をイメージし受け入れる
最初に「最悪のケースをイメージする」ことはとても大事です。
・事業が失敗したらどうなるのか?
・撤退の条件は?
・リスクの許容度は?
このようなことをイメージして、受け入れることができれば大丈夫です。
莫大な借金を抱えてしまうようなことも防げるようになります。
僕は失敗しましたが撤退時期が早かったため、
傷も浅く再度起業することができました。
最悪のケースの際にきちんと動けるようにだけはしておきましょう。
⑤変化し続ける
変化し続けることは大事ですが難しいことかもしれません。
ビジネス系YouTuberのマナブさんもツイートされてましたね。
実をいうと、何かを始めるときよりも、何かを辞めるときの方が勇気がいる。
僕の場合だと、YouTubeでは充分過ぎるほどに稼げているし、想像以上に急成長できました。こういった、ある種の「成功体験」があると、そこに固執しやすいですが、サクッと辞めます。迷ったときは、変化する方を選ぶ人生です— マナブ@バンコク (@manabubannai) January 7, 2021
事業が上手くいっていると、これまでのやり方についつい固執してしまうものです。
社員数が多ければ自然とイノベーションも起こりやすいですが、
少人数のスモールビジネスだとあなた自身が意識しなければいけません。
顧客のニーズも競合も変化していくものです。
事業内容は変わらずとも、価値や届け方など改良していくようにしましょう。
まとめ:失敗からの学びは多い
40代からの起業について解説しました。
何でもそうですが、初めてのことが上手くいくことはありません。
大なり小なり失敗はつきものです。
その失敗が致命傷にならずに、かつ今後の学びにしていくかが重要です。
僕の失敗を参考にしつつ、小さな失敗を糧に人生の成功をつかんでください。
心より応援しています。