
40代は悩む⇒即行動していたため豊富?なキャリアの持ち主です。
キャリアの節目である40代。
ちょっとしたきっかけで上手くいかなくなり「仕事が向いていないのでは?」考え始めることが多々あります。
この記事ではそんな悩みを持つ40代の方に向けてお答えします。
40代で今の仕事が向いていないと悩んだら?
私(もふねこ)のように背負うものがなければいいですが、40代だと色々とありますよね?
拙速な行動を起こす前に気持ちを落ち着かせて以下のことを考えてみましょう。
原因を見つめなおす
▶仕事の成果が思うように出ない
これ、多いと思います。
この場合は①以前は成果が出ていたが出なくなった ②ずっと成果が出ていない かで対処も変わります。
・商品やサービスが変わった ・自分の立場が変わった
・組織の体制が変わった ・業務フローが変わった
こういった変化によってこれまでの経験が通用しなくなったことが原因だと思われます。既にその原因に対処していて1年ほど経過しているのであれば「向いてない」可能性もあります。ただし、この場合は成果を出していたことがあるため環境が変わることで解消する場合もあります。
同様にずっと成果が出ていなくて考えられる対処を既に講じて1年ほど経過しているのであれば「向いていない」のかもしれません。
▶やりがいを感じられない
これは成果が出なくなるタイミングで沸き起こるケースと成果と関係なく感じるケースがあります。仕事をやるにあたってのやりがいは本当に重要なポイントです。
この場合は自分がやっている仕事について広い視野で考えてみるといいです。
例えば「Aという商品をあなたが売って会社に売上をもたらしている」のがあなたの仕事だとして「Aという商品を提供することで世の中の○○○な人の△△という問題を解決している」のがあなたの仕事だと思えるかどうか。そう思った時に気持ちが前を向けるかどうか。
そのような社会貢献的な視点が持てないとやりがいは感じにくいと思います。
▶将来のキャリアがイメージできない
数年後の自分が見えていたら、多少辛い仕事も将来の糧になると思って頑張れることがありませんか?それとは逆に全くイメージできないと今の仕事がつまらない、向いていないと考えてしまいます。
その場合は将来のキャリアビジョンと照らし合わせてみるとよいでしょう。
ひょっとすると貴重な40代という時間を浪費しているのかもしれません。
他に頼ってみる
信頼のおける上司に相談することで解決できる場合もあります。また友人に相談することで何かヒントになることがあるかもしれません。
一人で悩むより客観視してくれる人に相談すると気持ちがラクになると思います。
読書が習慣になっている人はわかると思いますが関連書籍を数冊読むことで思考が整理されます。頭をすっきりさせてから考えることで正しい選択が可能になります。
あまり本を読まない方は・・・是非この機会に。
自分を見つめ直す
社会人として20年近くを経験されてちょうど折り返しになる40代です。自己分析というと転職前提みたいな気がするかもしれませんがそうではありません。40代をどう過ごすかで50代の働き方が左右されると言えるでしょう。なので悩んだこのタイミングでの自己分析が大切になってきます。
▶キャリアの棚卸し
キャリアの棚卸しは下記の4つの項目で洗い出しを行います。
これらの中から自分の強みといえるものをピックアップしてください。
▶やりたいことリスト
なんの制限も設けず、自由に書き出してみてください。仕事に関係するものである必要はありません。順番も適当に具体的でも抽象的でも構いません。なるべくたくさん書き出すことで本当にやりたいことが見えてきます。
▶方向性の明確化
最後に現実的にやりたいことの中から選んでそのことを仕事として出来るのかどうかを検討します。選んだものがこれまで経験した職種でない場合は自分の強みが活かせるのかどうかを検討してください。
また例えば「地方の田舎でのんびる暮らす」という仕事でないことであれば、そこから逆算でどうやったら希望が叶うのかを考えてみましょう。
40代の取るべき行動とは?
「仕事に向いていない」と考えてこの先20~30年も同じ仕事でやっていけるとは思えません。世の中が猛スピードで変化している時代で成長を止めてしまったら大変なことになります。50歳になってリストラされたときに転職も独立もできないような人材となってしまうことは避けたいですよね。
今の仕事に向いていないと判断したのであれば取るべき行動は以下になります。
①原因分析と自己分析からこれからのキャリアプランを決める
「仕事に向いていない」と感じる原因が明確になり、自己分析もできたのであればこれからのキャリアプランを決める必要があります。キャリアのゴールに対して
・何をやっていくのか
・どうやってやっていくのか
・いつやるのか
を考え、今の動きや方向性を決めていきます。
②転職活動をしてみる
転職活動については特別な事情が無い限りプロの転職エージェントサービスの利用をおススメします。このサービスは無料で求人の案内及び面接、条件交渉をやってくれるだけでなく、キャリア相談も受けれます。また相手はプロですので案内される求人のレベルが自分の市場価値ということになります。
もし、転職が希望通りのところに決まれば①で考えたキャリアプランに沿っているので問題ありませんが、決まらないようなことがあると方針転換が必要になります。
その場合は「副業に活路を見出す」か「フリーランス・起業をする」となります。すでに特別なスキルがあり余裕資金もあれば「フリーランス・起業」もアリですが収入の保証はありません。
手堅いのは現職で給与を安定的にもらいながら「副業」で色々とチャレンジしてみるのがいいかもしれません。ただ自分で稼ぐということはいずれの場合も難しいということは覚悟しておいてください。
とはいえこれからは「個人でも稼げるようになっていく」時代です。そのため今からやっておくことは将来のことを考えた場合、必要な努力だと言えます。
まとめ
色々と背負っているため動きづらい40代。しかしこれから20~30年働き続けることを考えると動く必要もある40代。難しい選択を迫られる年齢ですが、「向いてない仕事」と結論が出た場合は動かなければいけません。
個人のスキルが成長できる選択をできるよう、十分な準備を早々に始めましょう。
併せて読みたい
40代は転職エージェントを活用すべき理由【おすすめ会社3選】
おススメの本
マネジメント職の方は読んでおいたほうがいいかもです。
営業&コンサル時代は何度も読みました