狙い目の業界とかあるのかなぁ。
転職が成功するような秘訣があれば知りたい。
そんな疑問にお答えします。
現在は特化型ですが転職エージェントをしておりますので その経験からお話します。
40代で営業未経験でも転職は可能か?
結論:ポイントを押さえていれば十分可能です
40代で未経験の場合、よくおススメとしてあがる営業職ですが理由としては「求人数が多い」ことです。商品やサービスを提供するためになくてはならない存在であり、企業が成長すればするほど営業の仕事は増えニーズが高まっていきます。
母数が多い営業職ですがポイントを押さえていなければ転職もうまくいきません。
これまで経験してきた業界に近いところを選ぶ
営業未経験でもこれまでに就いてきた仕事に関連する業界の営業職であれば、その経験や知識が活かされる可能性が高いため狙い目です。
キャリアが線で繋がることは重要
未経験営業職となるとブツッと切れたような感じですが、過去の経験業界と関連のある業界で職種が初めてというのはキャリア形成を考えた時にひとつの線として繋がっていきます。
したがって面接でも割と明確な自己PRや志望動機を伝えやすいためうまくいく可能性が高まります。
営業未経験者の募集が多い業界を検討する
勤務経験がなくても募集が多いかつ、転職の可能性が高い業種を検討するというのもおススメです。下記の業種はその代表例です。
人材業界、不動産業界、保険業界、IT業界
いろんな業界を幅広く知っているとか、自分で家を購入した経験があるとか、プログラミングを趣味である程度できるとか。仕事の経験がなくてもアピールできますし、そもそも人材需要が高い業界です。
特にIT業界は医療介護業界よりも人手不足感があり、将来的にも成長産業であるためいいかもしれません。ただ若い人が多そうではありますが。
即戦力たる人材と納得させれるアピールをする
まずは相手となる応募企業の「販売商材」「顧客」「営業スタイル」を理解することです。
・販売商材:有形or無形
・顧客:法人or個人
・営業スタイル:新規or既存
次にあなた自身の経験・スキル・性格などを分析して具体的にどういった貢献ができるのかを検討します。
営業は商品説明や営業同行など教育期間を設けているところが多いです。そのため未経験者を判断する場合、あなたが営業に必要な知識・やり方を吸収して、その会社の求める営業行動(顧客へのアプローチ)をしてくれるのか、また成果に結びつけられるのかという点が見いだせればプラスに働くでしょう。
もちろん、マネジメント経験があればそちらのアピールは効果的です。職種が違えど再現性が高いスキルがあればOKです。
40代で営業職を目指す前に知っておくこと
お客様の声がダイレクトに感じられる営業はやりがいのある仕事です。また職種柄、様々な地位や職種の方と話す機会に恵まれ刺激を受けることも結構あります。
しかし営業であることで苦労するポイントを以下で説明します。
営業ならではの大変なこと
顧客優先で動くため、時間外での仕事が入ることがあります。慣れればある程度コントロールできるようになるかもしれませんが、やはり先方の都合を優先せざるを得ません。
また営業目標として明確な売上という数字で与えられます。うまくいっているときはいいのですが人によっては不調が続くとプレッシャーに感じてしまうこともあります。
これからの営業で求められること
IT化が進み、営業の現場でもWEBマーケティングを併用しています。今後はWEBマーケティングの知識や得られたデータの分析力といったスキルも必要になってきます。
またテレワークなどに見られるWEB会議システムなど新しいIT技術が営業ツールとして使用される可能性も十分にありますので情報収集を怠らず、新しいことにも興味を持つことが大切です。
まとめ:使えるものは使う
40代で未経験の営業職への転職で大切なポイントは
・これまで経験してきた業界に近いところを選ぶ
・営業未経験者の募集が多い業界を検討する
・即戦力たる人材と納得させれるアピールをする
ということを説明しました。
そして実際の動きとしては①徹底的に自己分析をする ②企業を探す&調べる です。
仕事でも分業化やアウトソーシングで効率化を図るように転職活動も任せられるところは任せるべきです。
あなたは自己分析や今後のキャリアについてじっくり考えるのに集中して、求人探しと求人企業の概要はプロの力を借りることをおススメします。私も無料の転職エージェントサービスを利用しましたが求人の案内に加え自己PRについて相談したりしました。もちろん面接の日程調整もお任せできます。
働きながらの転職(当サイトでは現職は決まるまでやめないことを推奨しています)は時間が中々とれないため大変ですが、これからの20~30年を見越した意味のある転職をしていただきたいと思います。
私の営業時代のバイブルでした。