40代にもなって仕事で失敗をしてしまった!!
こんな経験は大なり小なり誰にでもあるはずです。
とはいえ新人と違って40代だとそれなりの責任がある立場で仕事をしているため、失敗したときのダメージは大きいのかもしれません。
ただちょっと冷静に考えてみると一切失敗しないことはありえないことです。
この記事では仕事で失敗したときにどうすればいいのか、また失敗を防ぐにはどうすればいいのかについて解説していきます。
現在は特化型の転職エージェントとして働いております。
40代は仕事も人生も失敗の連続でした。
40代で仕事で失敗したときの対処法
失敗の種類
失敗には2種類あります。
課題に対して積極的に行動したうえでの失敗と消極的な対応による失敗です。
もし後者であれば大いに反省です。何も行動していないせいで失敗から分かることといえば「○○しなかったら他社に取られた」「○○を放置したら怒られた」ぐらいです。
これに対して行動したうえでの失敗は学ぶところが大いにあります。
「○○を提案したのにダメだったとすれば△△のほうが刺さるのか?」
「○○という広告で全く反応なかったのはデザインに問題があるのだろうか?」
というように次につながる思考へと移行しやすいからです。
失敗したときの対処法
ますは真剣にお詫び・反省です。でもこれ以上も以下もなくシンプルに謝るだけでOKです。
それよりも、分析のほうが大切です。
分析がしっかりと行えていれば、対顧客には今後の防止策も言及できます。
対社内には次に向けての対策が打てるはずです。
もし失敗についてグチグチいうような上司であればその人は終わっています。
もちろんあなた自身もそうならないようにしましょう。
仕事での失敗を防ぐ方法
「失敗しないので」はまずい
もし社内に「ドクターX」のように失敗しない人がいればその人はまずいです。
仕事で失敗しないためにはどうするのが一番か?
答えは自分の能力の範囲で仕事をすれば単純なミスさえ注意すれば失敗しません。
でもそれは自分の成長を止めているということにほかなりません。
いずれ、挑戦して失敗している人に能力的な部分で追い抜かれることでしょう。
情報不足が失敗を招く
ただ、このドラマで描かれているところで凄いと思うことがあります。あらゆる想定に対して情報を収集しているところです。その情報に対して処置を何通りも考えています。
仕事も同じです。関わっている業務に対する情報を集めていれば、対策も事前に打てます。もちろん成功確率も読めるでしょう。
情報不足の人は失敗して終わりのところを情報収集がしっかりとしている人は失敗したときの対策さえも取れているため、社内では失敗に見えないのかもしれません。
1勝9敗
日本を代表する経営者でさえ、たくさん失敗をしたと言っています。
「今まで僕はずっと失敗してきた。勝ち負けでいえば一勝九敗くらい。」
ファーストリテイリング 会長兼社長 柳井正
本を読みましょう
情報不足を解消する一番の方法は読書です。40代が直面するマネジメントや人間関係に関するものや50歳以降の働き方についてなど読書から得られる知識だけでも随分と視野が広がるものです。
人生の選択肢を増やす意味合いからも読書の習慣は必須だと思います。
40代におススメの本をピックアップしています。
参考記事:【2020年】40代におススメしたい仕事に役立つ本
まとめ:トーマス・エジソンを見習う
私は失敗したことがない。
ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。
エジソンの有名な言葉です。
一番まずいのは実は失敗しているのにそのことに気が付いていない状態です。
失敗しても分析しデータとして蓄積できれば、それはあなたのスキルの一部です。
情報収集と積極的な失敗の分析を繰り返すと1年後には相当な実力がついているはずです。失敗にクヨクヨするのはもったいないですよ。