久しぶりすぎて自己分析ってどうやるのかやり方を忘れた
40代の転職はポータブルスキルが必要らしいけど一体どんなものだろう?
いわゆるゼネラリストだから強みとかないしなぁ
この記事では自己分析の手順について解説していきます。
私は40代での転職活動を経験して現在は起業しています。
今は特化型の転職エージェントとして働いていますので
その経験からお話します。
自己分析の手順
40代の転職では自己分析をどれだけしっかりと行えているかが成否のカギを握っているといっても過言ではありません。
面接での受け答えだけでなく、その前の書類選考(履歴書・職務経歴書)にも影響します。自己分析をやっておけば転職だけでなく、将来起業する際にも使えるためデータで保存するといいです。
自己分析の手順は以下の流れで行います。
キャリアの棚卸し➡ポータブルスキルへのはめ込み
個別に説明します。
キャリアの棚卸しのやり方
キャリアの棚卸しは下記の4つの項目で洗い出しを行います。エクセルなどを利用してもいいと思います。
これまでのキャリアを現在から遡る
40代であれば社会人として15~20年のキャリアになると思います。現職から遡って会社及び部署・ポジションごとにブロックを作成します。
特に直近10年ぐらいのキャリアが重要ですので詳しく記載できるように区切るとよいでしょう。
主な業務と成果・業績を具体的な数字で記載
各キャリアブロックごとに主な業務やタスク、その成果や業績などを落とし込みます。その際にデータなど具体的な数字で表現したほうがいいです。
身についたスキル、ノウハウ、経験、資格を記載
各キャリアブロックごとに仕事を通じて身についた専門的なスキルなどを記載します。
例えば上場申請に関わった経験があればどういった問題があってどのように解決したかはあなたが培った専門スキルとなります。
仕事以外も含めた諸活動を記載
キャリアのブロックごとの諸活動、表彰などを仕事以外も含めて記載します。
例えば社長賞受賞とか英会話スクールに通った、地域の●●活動の副会長といったものがあればここに落とし込んでください。
ポータブルスキルの見極め方
ポータブルスキルとは職場や企業を移っても発揮できる持ち運び可能なスキルを指します。キャリアの棚卸しの工程が終わったら下記の項目について当てはまる項目にはめ込んでいきます。
専門知識・専門技術
キャリアの棚卸しで「身についたスキル、ノウハウ、経験、資格」の項目や自身の強みとなるものです。思いつかないようであれば「今からフリーランスになるとしたら、どのスキルを活かして商売をするか?」と自問するといいでしょう。
大きな組織で働いてきて色んな部署を異動してきたひとは「自信を持って打ち出せるものが無い」と思われるかもしれません。その時は、経験した職務の中で一番合っていた仕事から掘り下げてスキルを見極めてください。
仕事の仕方・人との関わり方
「専門知識・専門技術」で今一つ微妙な気がするといった方は「仕事の仕方」と「人との関わり方」でポータブルスキルを見極めましょう。
当てはまる項目についてそれぞれ自己PRにつながるエピソードを追記してください。
まとめ:己を知れば転職は怖くない
これらのフレームワークからあなたの強みを相手にどう伝えるか、またどう組み合わせると相手企業に貢献できるかが見えてくるのではないでしょうか?これまでのどんな経験もあなたの成長に影響しています。あとはどう調理するか次第です。
うまく表現できない場合は私も利用したプロの転職エージェントに相談してアドバイスをもらうといいです。
「彼を知り己を知れば百戦殆からず」と孫子も言っていますが、半分はできたのであとは応募先の調査だけです。今後もよいキャリアを歩まれることを祈念いたします。