「仕事でとんでもないミスをしてしまった。
辞めるしかないかなぁ。同じミスで何度も注意されるし。
自分のミスで会社や同僚に迷惑をかけてしまった。もう辞めようかなぁ。」
そんなあなたにお答えします。少しでも前向きに行動できるようになれば幸いです。
仕事でミスをして辞めたくなるのはなぜ?
仕事でミスをすると多かれ少なかれ誰もが凹みます。
でも人によっては「ま、いっかぁ。」とすぐに切り替えられる人や一晩寝たら翌日にはあっけらかんとしている人はいますよね?
一方で「会社を辞めたい」とまで深刻に悩んでいる人もいることは事実です。
ではどのような人が「仕事でミスをして辞めたい」と思うのでしょうか?
責任感が強すぎる・まじめすぎる
自分のミスで「上司や同僚に迷惑をかけてしまった」「顧客に不快感を与えてしまった」「会社に損害を出させた」といった場合、早急な謝罪・お詫びと反省は必要です。
とはいえ必要以上に思い悩む方は全責任を一人でしょい込んだり、自分が許せなかったりしてしまうようです。
会社や上司がダメ
あなたがミスをした場合、当然責任の一端はミスを犯してしまったあなたにありますが、会社としては単純なヒューマンエラーなのか仕組み・システム・業務フローに不備がないかをチェックし、適切なアドバイス及び再発防止策をとるべきです。
それなのにもし怒鳴るだけ、責めるだけで何もしないのであれば、その会社には早々に見切りをつけるべきかもしれません。
仕事で多いミスとその原因
仕事で多いミスは大きく分けて3つありますが、そのミスを起こしてしまう原因は
・疲れがたまっているときや寝不足のとき
・たくさんの業務を抱えてパンパンになっているとき
・集中力を欠いたまま仕事をしているとき
・業務の慣れから仕事が雑になっているとき
・仕事の全体像を把握していないとき
・自分の机が整理整頓できていないとき
こういった状況のときはミスをしやすいですね。
うっかりミス
うっかりミスには大きくわけて3つのパターンがあります。
・やるべきことを忘れてしまうミス(省略エラー)
・しなくていいことをしてしまうミス(実行エラー)
・無意識におこるミス(不注意エラー)
具体的な例をあげます。
後で電話すると伝言してもらってかけるのを忘れてしまったといったものは省略エラーです。
シュレッダーで重要書類までしてしまうといったものは実行エラーです。
ボーっとして躓いて盛大にオフィスで転んだりするのは不注意エラーです。
確認ミス
仕事上、確認すべきところを怠ったり確認したけど気が付かなかったことにより起こるミスです。
その仕事をしっかり理解してキモの部分を抑えることで確認項目が減らせることもあります。
思い込みや勘違いによるミス
「8時のアポイントと言われたので午前8時と思っていたが午後8時だった」とか「この程度なら報告しなくてもいいかと思っていたら実は大事な内容だった」「申し込みの意思はいただいたから契約は来週でも大丈夫と思っていたら競合に取られてしまった」とかが当てはまります。
仕事でミスをしてしまったら
仕事でミスをしてしまった場合、まずは上司や関係者に謝罪・お詫びをしてください。
そのうえで、すぐに対応しなければならないことがあれば指示を仰いだうえで対応し、落ち着いたら下記について考えてみてください。
原因をしっかり分析しましょう
どのような状況でミスが起きたのか、それを予見できることはできなかったかなどをちょっとだけ考えてみてください。
対策を考え実行しましょう
思い当たる原因が分かったら、今後どうすればそのミスを防ぐことができるのかを考えて以降の業務で実践してみてください。
代表的な対策としては
■メモをとる習慣をつける
■十分な睡眠や休息をとる
■整理整頓
■余裕をもったスケジュールで動く
などが挙げられます。
ミスで自信喪失や気持ちが萎縮してしまっている場合は?
生活リズムを整える
ミスをして自分に自信が持てなくなってしまった。
また同じようなミスをして迷惑をかけてしまうのでは?
ミスをして上司に怒られ萎縮してしまい思考停止状態になりまたミスをしてしまった。
このような気持ち・状況のときは中々うまくいかないかもしれません。ミスを大きくとらえすぎてしまう方は気持ちが復活するのにも時間がかかります。まずは十分な睡眠とバランスの取れた食事を心がけてみてください。
新しいことにチャレンジしてみる
1日1~2時間程度でもいいので興味のあることにチャレンジしてみてください。
また読書もお薦めです。知識・経験を今の自分に足すことで昨日のあなたよりアップデートされます。そのことが徐々に自信がついたり、視野が広がったりすることにつながります。
またブログやSNSで発信するのもいいですね。是非試してみてください。
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仕事でミスをしてしまって辞めると決める前に
仕事を辞めてもミスはなくなりません
仕事でミスをして思い悩んで転職してもミスしなくなるというわけではありません。
もちろん次の会社の業務フローが完璧でミスが起こりえないというケースもあるかもしれませんが、事前にすべてを把握することは難しいでしょう。
そもそもミスは誰にでも起こり得るのであなたが思っているよりもそんなに気にしていません。
もし怒られるようなことがあったとしても反省の態度を示せば信頼が落ちるといったことはほどんどありません。
ただ、ミスをしたことが原因でやりたくもない部署に異動になったり、変なレッテルを貼られたり、ネチネチと上司から言われたりするようであれば、ストレスがたまるだけですので仕事を辞めるためのアクションをしてもいいと思います。
まずは情報収集を
とはいえ、いきなり何の準備もないまま辞めることはおススメしません。
事前準備として必ず無料で利用できる転職エージェント会社に登録をしてみましょう。
「現在どのような求人が出ているのか?業務内容や給与、福利厚生等はどのようなものか?」といった情報を収集してください。私自身の経験から具体的な求人をもらうと精神安定剤になります。
参考記事:転職活動での効率的な求人の探し方
辞める覚悟ができたときにもう一度向き合う
すでに情報収集をするといったアクションをおこしていると、意外と冷静に現職の仕事に向き合えたりします。
それでも尚、その職場にいることがつらいとか意欲があがらないようでしたら、新たな職場にてリセットしたほうが遥かによいので、転職活動を本格的に始動してください。