転職がうまくいくためにはどうすればいいのかなぁ。
40代になると転職経験がある方のほうが多くなってきます。ただ、転職回数が増えてくると「忍耐力がない」「すぐ辞めるのでは」と先入観を持たれてしまうこともあるでしょう。
この記事では転職を繰り返してきた40代に向けた対策を解説していきます。
40代はジョブホッパーのごとく転職をして 最終的には起業しました。
大変ですが快適です。
転職を繰り返してきた40代が不利になる理由とは?
転職回数が多いと思われる基準
リクナビNEXTの新規登録者の集計データによると40代については全体の6割が転職経験ありでした。
一方、採用企業の担当者側が転職回数を何回目から気にするのかというアンケートでは「3回目」が40%と最も多く、続いて「4回目」で16%、「5回目」で12%となりました。また「気にならない」と回答したのが15%という結果でした。
よって基準としては3回以上だと厳しくなり始めるということです。とはいえ内容次第では検討する企業もあります。回数自体は減らせることはできないため、しっかりと内容を精査することが重要といえます。
転職回数よりも転職理由や職歴(職務内容)
転職回数が不利になる理由として「何ができる人」なのかが伝わりにくいことがあります。特に業界や職種が都度変わっている場合は要注意です。
履歴書や職歴書をパッとみた感じスキルや能力が採用担当者に伝わりません。結果、職歴に一貫性のない場当たり的なキャリアを積んだ人材と判断されてしまいがちです。
逆に転職回数が多くても同職種でスキルを磨いてきたとわかる経歴やマネジメント経験を積んできたという経歴であればプラスに働くことも十分あります。
書類選考をうまく通過するためにプロの転職エージェントに相談して、よいアピールの仕方をアドバイスもらうのがよさそうです。
転職を繰り返してきた40代の対策
まずは自己分析を念入りに
転職回数が多くて一番ダメなのが一貫性のない転職を繰り返していることです。
自己分析をしっかりとして「何ができるのか=CAN」と「何がしたいのか=WILL」を明確にしてこれまでのキャリアを説明できるようにすることが必要です。
ここでしっかりとしたキャリアの軸ができれば、転職回数についても説明ができるため
マイナスのイメージを払しょくできるかもしれません。
併せて読みたい:自己分析のやり方についての記事です
短期で辞めてしまわないようにする
これまでのキャリアで3年未満のところがなければ特に心配はないと思いますが、そうはいっても転職回数が多いと採用側はすぐ辞めてしまうのではと思われてしまいます。
転職理由については前向きな内容で回答できるようにして面接先企業にマッチしていることを表現できるとよいでしょう。
またあなた自身にも短期で辞めるようなことになるとマイナスです。そのようなことがないように事前に収集できる情報はなるべく多く仕入れておくようにしましょう。
起業することを具体的に検討する
これまでの経験で自分の力でお金を稼ぐことができるのであれば、起業もしくはフリーランスとして働くことを検討してみるのもいいかもしれません。
すぐには難しければ、次の転職先で学んでその後でもいいと思います。
リスクは当然ありますが、気楽です。
まとめ:計画的なキャリア形成を
自分のやりたいことが明確になっているうえでの転職はキャリアを作るうえで必要なことです。もしそうなっていないのであれば修正しなければいけません。そして次からは計画的なキャリア形成を意識すべきです。
真剣に自分と向き合って今後のことを考えてみてください。
40代はキャリアの中間地点です。ここで踏ん張れれば大きくジャンプできるはずです。
まずはキャリアの軸をしっかりと決めていきましょう!
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転職を有利に進めるにはプロのアドバイスが不可欠です。