人生どん底から40代のキャリア復活とは？【まだ立て直しはできます】

40代でキャリア崩壊して人生どん底だぁ。
これからの人生、立て直しできるんだろうか？

思いもよらぬことでキャリアが崩壊してしまうことはあります。
それが40代での出来事だと不安も相当なものでしょう。

僕も41歳の頃がそうでしたのでよくわかります。

とはいえ不安に押しつぶされて対処しなければ、それこそ大変なことになります。

今まさにどん底を味わっていると前向きになれないかもしれません。
僕の経験も交えながら解説していきますので、
一歩踏み出す材料にしてください。

人生どん底の40代の心境とは？

突然のリストラ、転職したけど失敗。
40代でキャリアが崩壊すると不安も大きいですよね。

こんな心境だと思います。

落ち込むのは仕方ありません。
「今が人生のどん底だ！」と感じるのは自然です。
とはいえ、

という状況に陥ってはいけません。
落ち込みながらも、まずは「冷静になること」と「行動すること」ができるようあなた自身を持っていくことに注力してください。

今がどん底なら、これから先はいまより「マシ」になるに違いありません。
そのために気持ちを落ち着かせましょう。

40代前半で人生のどん底を経験しました

冒頭でも触れたように、僕もキャリア崩壊してどん底を味わいました。
どんな感じだったか、ダイジェスト的にお話しますね。

突然のクビ宣告

当時はそこそこの会社にてそれなりの立場でした。
今思うと恥ずかしい限りですが、向上心が失せていたと思います。
実際、数年間は成長していなかったです。

パフォーマンスと報酬が合っていなかったのでしょう。
建前上は「自己都合退職」ですが、社長よりクビ宣告です。

一瞬、呆然としました。
「これからどうしようか…」
とはいえ、具体的には考えられませんでした。

転職活動開始、そして…

翌日から転職活動を開始しました。
メジャーどころのリクナビNEXTとリクルートエージェントに登録です。

以前が条件がよかったので、それを前提にしていると中々求人が見つかりません。
担当のコンサルタントに相談して、条件を広げて探してもらいました。

活動していた時期は2011年3月です。
そう、東日本大震災が起きたのです。
東京にいたため、大変でした。

このままハードルを上げて活動していると決まらないと悟り、
内定をもらえそうなところに滑り込んだのです。

痛恨のミスマッチ

十分な企業研究と自己分析ができていなかったのに、ひとまず内定をもらった会社にて勤務し始めました。

若い社員がとても多く、40代の僕は浮きまくりです。
年下の上司の指示のもと仕事をしなければいけません。
9時始業なのですが、8時30分に来た新卒社員が「遅い！」と怒られています。
8時50分からは「企業理念」みたいなものをみんなで唱和します。
もちろん理念の唱和が悪いわけではありませんが、3社目にて初めてのことで慣れません。

あわない…

心底思いました。
結局、数か月で辞めてしまったのです。

勢いで起業したものの…

辞める1か月前から起業準備をしていました。
とはいえ、たった1か月です。
しかも何を思ったか未経験業界。

その時はなぜか「これはいける！」と思い込んでいました。
許認可事業で有資格者をあらかじめ確保する必要があり、売上がないのに人件費はかかります。
しかも、思った以上に売上があがらずに早めに撤退の決断をしました。

これまた、よく調べもしないで勢いでやってしまった結果です。
2011年の暮れの出来事です。

Uターン転職

再度の転職活動です。

もう履歴書はグチャグチャになってきているため、贅沢はいってられないなぁと自覚していました。

とはいえ、若い人が多い会社は合わせるのが難しいかもと感じて、Uターン転職を考えました。
地方の中小企業狙いです。

これが見事にはまり、内定を獲得。
平均年齢40歳半ばと高めです。
給与は新卒並みですが、起業した時の報酬はわずかだったのでマシに思えました。
社風もよく、アットホームな会社でやりやすかったですね。

その後は、もう1社経験後に再度起業しました。
クビ宣告から起業失敗まで見事なぐらい転落しましたが、ようやく落ち着いてきた感じです。

人生どん底から40代が立て直すためにやるべきこと

僕自身、手痛い目にあってきました。
そのおかげで、どうすべきかが理解できています。

もしあなたのキャリアが崩壊し、人生どん底だという状況ならば、
本章に挙げる3つのことを試してみてください。

僕のように考えなしで動く前に読んでみてくださいね。

冷静に自己分析をする

まずは冷静に自己分析をして向き合うことから始めましょう。

意外と自分のことを正しく理解していないものです。

このような項目について考えてみて、それぞれを深堀りしてみるのです。

50代・60代と今後も続いていくキャリアを立て直していくには、
まずは自己理解からです。

目標実現までのロードマップ作り

自己分析ができたら、キャリア目標を立てることが出来ると思います。
その目標実現のためのロードマップを作成します。

目標実現に一直線でいけるのならそれに向かって行動しましょう。
ただ多くは目標実現まで課題があるはずです。
その場合は課題を解決していきつつ、目標実現に近づくようにしなければいけません。

僕はしばらく離れていた現場経験を積むため、
地方の中小企業を辞めて起業予定かつ以前やっていた業界に戻りました。
その後、2度目の起業をしたのです。

第一歩目が転職や副業、学び直しだとしても
目標としているキャリアにたどり着くための手段です。
しっかりと力を蓄えて、目指す業界・仕事へと近づいていきましょう。

無駄をなくす

再起をかける際には無駄を排除する必要があります。

この2点です。

再起をかけて立て直している時は、収入が十分でないことが考えられます。
そのため、可能な範囲で生活コストを下げる必要があります。

支出が抑えられると、気持ちがラクになるのは経験済みです。
Uターンしたことで家賃などの固定費が下がったので新卒並みの給料でもやっていけました。

また時間の無駄もなくすべきでしょう。
キャリアの立て直しの際、色んなことを勉強する時間がいります。
いち早く成長するには知識が必要だからです。
ダラダラと過ごしていると、あっという間に年月は過ぎ去っていきます。

早期に立て直すには、「時間の無駄」を排除することで「新たな時間」を生み出すことが秘訣です。

あなたの目標実現に向けて、憂いをなくし、1日でも早く達成できるようにしていきましょう。

まとめ：40代はキャリアのターニングポイント

40代で人生どん底な状況になった時について解説しました。

僕自身、キャリア崩壊した経験を持つため他人ごとではありません。
きっと不安な気持ちでいるはずです。
ただいずれは転換期を迎えることになる40代。
そのまま会社にいたとしても変化を求められることでしょう。
思わぬ形での到来かもしれませんが、徐々に這い上がれるよう気持ちを盛り上げてください。

今が最悪なら、あとは昇るだけです。
きちんと道を定めてから、行動すればきっと道は拓けていくでしょう。

辛い今を乗越えて、前に進んでいってください。
応援しています。