できればリスクなしの人生がいいんだけど・・・
成功した人たちからよく「リスクを取るべき」と耳にする機会があると思います。
とはいえリスクを取って取り返しのつかない状況にはなりたくないと誰しもが思います。
できれば安全に、安定した暮らしをと願うのは当然かもしれません。
しかしリスクなしで現状維持できるほど世の中は甘くないのも事実です。
この記事ではリスクによって人生が台無しにならないようコントロールしながら生きていく方法を解説していきます。
最初の起業ではリスクに正面衝突して大失敗したので 2度目の起業ではリスクを見極めて進めました。
正しくリスクをとる生き方
リスクはとるべきだが冒険はNG
一番大きなリスクはリスクを取らないこと。
Facebookの創業者マーク・ザッカーバーグ
今の時代のように変化が激しい世界では、唯一失敗が保証されている方法はリスクを取らないことだ。
私もそう思います。ただ無謀な冒険=リスクはするべきではないと考えます。
10代、20代であれば冒険してもいいと思います。
例え失敗しても経験値がUPして、年齢というアドバンテージから回復もしやすいからです。
しかしながらミドル世代だと無謀な冒険は避けたほうがいいでしょう。
それこそ人生が台無しになるかもしれません。
無謀な冒険とは?
リスクにはその背景に何かしらの利得や機会(リターン)があるためリスクはとるべきといわれています。
そのリスクやリターンにはそれぞれ大小があります。
無謀な冒険とは「ハイリスク・ハイリターン」を指しています。
もちろん「ハイリスク・ローリターン」も冒険には違いないですが、賢明な方であればこちらは選択しません。
【経験談】1回目の起業はハイリスク・ハイリターンだった
振り返ってみると当時の私にとってはハイリスク・ハイリターンでした。
ちょっと調べてなんとなく盛り上がりがあるなぁと感じたので、勢いで開業したら予想以上に売上が厳しく資本金がみるみる溶けてきたので撤退です。
・いけると過信してしまった
・情報不足
・経験不足(未経験分野)
・人件費が最初から必要
以上が主な失敗の要因です。
とはいえ、経験者で情報も十分にある人からするとリスクは減るはずです。
【経験談】2回目はローリスクで起業
1回目の失敗経験から下記でいきました。
・経験のある分野
・情報収集のため起業予定の業種の会社に転職(約1年勤務)
・雇用しないでスタート
雇用すると売上もUPする可能性はありました。
しかし1回目の失敗でトラウマになっていたので手堅くお一人様スタートです。
日々の挑戦によってリスクは変わる
2度目の開業をローリスクと表現しましたが人によってはハイリスクになるかもしれません。
リスクを減らすには「情報収集をすること」「挑戦し続けること」です。
リスクをとるとは何も起業することだけではありません。
日々の業務のなかでも挑戦するとリスクは生じます。
ただ、日々小さな挑戦(ローリスク)を積み重ねていけば、やがてハイリスクだったものが容易く感じるようになってきます。
それは挑戦していったことで経験がUPしたためです。
さらにその分野の勉強によって情報収集していれば選択肢が増えるため、成功しやすくなります。
小さな挑戦を積み重ねて、さらに情報収集していくとハイリスク・ハイリターンだったものがローリスク・ハイリターンになっていきます。
すなわち挑戦をしない人からするとハイリスクに見えることが
挑戦を積み上げている人からするとローリスクに見えるということです。
リスクなしで生きられないのか?
リスクゼロ・リターンゼロだと不要になる
一番まずいのはリスクゼロ・リターンゼロの部分で活動している人です。
失敗はないでしょうが、出来ないことがどんどん増えてきて、いずれ人材として不要になります。
リスクなしで生きるということは挑戦しない=成長なしということです。
許容できる範囲でのリスクは取りつつ挑戦はするべきです。
まずは情報を増やすことから始めましょう
リスクを恐れる理由として情報不足が挙げられます。
十分に知識が備わっていればリスクの程度も理解でき、最小限に抑えることもできるでしょう。
情報のインプットとして一番やりやすいのは読書です。
とにかく、関連する分野の本を読んでみることから始めてみましょう。
そうすると選択肢が増えてうまくいく可能性がでてくるでしょう。
まとめ:継続力
リスクをとる生き方をするというと大げさに聞こえます。
要はしっかりと情報収集をして挑戦しやすい状況を作り成長していくことです。
手堅い感じがしませんか?
大物はもっとすごい挑戦をしているような気がしますが、小さな挑戦を積み重ねることで同じステージに並ぶことができるかもしれません。
大切なことは継続していくことです。積み重ねがやがて大きなリターンをつかむことになります。
コツコツと、リスクをとって成長していくことが実は安全だと思います。
併せて読みたい
読書していますか?こちらに興味ある本があれば読んでみてはいかがでしょう?