入社したばかりだけどもう転職したい
今辞めたら迷惑かけそうだけどタイミングがわからない
この記事ではそんな転職のタイミングについて解説していきます。
転職のベストなタイミングとは?
採用されやすい時期から判断
会社の期が変わるタイミングでは人事異動や人の入れ替わりがあるため採用人数を多めにしたり、空いたポストの募集が出たりします。
事業年度として4月スタートの会社が多いため募集求人が多く採用意欲が高い時期は
4月入職に向けた2~3月と下期10月入職に向けた8~9月です。
たくさんの求人から選びたい人はここが狙い目です。
ただ、それ以外の時期の募集は「急募案件」の可能性があり内定を取りやすいというメリットもあります。
自分のキャリア軸からの判断
最近では組織にとらわれない生き方も目にする機会が増えてきて「個」の力を磨くという意識がある人が増えています。
そんな方は将来のあるべき姿に向かってスキルや経験を積んでいくわけですが
もし、今の会社の体制や上司によって成長が妨げられるorスピードが遅いということであれば環境を変える判断をしてもいいかもしれません。
現在の年齢から判断
20代での転職
転職市場で一番多いのがこの世代です。ある程度社会人経験を積むと視野が広がり
「もっと向いている仕事があるのでは?」「新しいことにチャレンジしたい」と感じるのかもしれません。
また採用側も育てていくつもりでの採用になりますので30代以降に比べるとハードルは高くないです。現職で何かしら成し遂げて実績をアピールできればより有利になります。
30代での転職
20代とは異なり、中堅クラスとなるこの世代ではある程度の専門的な知識やスキルが要求されてきます。30代でも年齢が上がれば上がるほど要求値が高くなってきますので転職をするのであれば早めにアクションするほうがいいと言えます。
40代での転職
40代の転職は相当厳しいと考えたほうがいいです。20~30代と比較すると求人数もグッと減るため転職サイト経由の応募で採用される求人は少ないでしょう。
あなたの強み(スキル・経験)と企業のニーズをうまくマッチングしてくれる転職エージェントの利用がおススメです。
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現在の会社の状況から判断
円満退職するには現職の負担を最小限に抑えることが第一です。
プロジェクトが終了する時や繁忙期が終わったあとであれば大丈夫でしょう。
ただ、忙しさに切れ目がないとか長期のプロジェクトである場合は
引き継ぎに十分な期間をもうけたタイミングでの転職にする必要があります。
昇進の前後であれば注意が必要です。まず昇進してすぐの転職はかなり反感をかうため避けたほうがいいでしょう。
また今後のキャリアでプレイヤーでやっていくのか、管理職をしたいのかにもよります。後者であれば現職で実績を残したうえで転職活動をすべきです。
私生活のイベントから判断
結婚や出産を前に、育休や時短勤務などの制度が整ったところに転職をしたいと考える方も多いでしょう。その場合は余裕をもって行動するほうがよいです。
しっかりとした制度がある企業は人気もあるため「なぜここで働きたいのか?」ということを制度が整っているからという理由以外で答えを持っていないと面接で落とされてしまいます。十分な準備をして臨みましょう。
また住宅購入を検討されている場合も注意が必要です。住宅ローンの中には転職したばかりだと審査が通りにくい場合もあります。可能であれば転職前に済ませておくほうがよいでしょう。
とりあえず3年って本当?
「石の上にも三年」ということわざから3年という期間がよく使われていますがビジネス的には3年程度勤務すればそこでの経験やスキルが身につくのにちょうどよい期間といえます。
ですので、気力・体力的に問題なければひとつの目安にするといいかもしれません。
ただし、実はブラック企業だったとかパワハラ・セクハラがある、自分の将来のあるべき姿とズレがあるなど明確な理由があればその限りではありません。
とはいえ、1年以内の転職はさすがに今後のキャリアを考えると好ましくありません。
なるべくそのようなミスマッチがないよう十分な下調べはしておきましょう。
まとめ
転職のタイミングについて
から解説しました。
様々な状況や事情があると思いますが参考にしてみてください。