
スキルなしだと面接や職務経歴書でどうアピールすればいいんだろう」
40代の転職でスキルがないと不安だと思います。
とはいえ、スキルがない人が全員転職できていないかというとそうではありません。
この記事ではスキルがないとお考えの40代が転職を成功させるための方法を解説していきます。

10年以上、転職エージェントとして働いています。
私も40代で未経験分野に転職しました。
40代スキルなしでも転職は可能です
マネジメント経験は必須?
40代の募集ではマネジメント経験を求める企業も多いです。
採用側もプレイヤーとしてなら20~30代のほうがいいと思っているでしょう。
マネジメントスキルとは会社の経営方針を理解し、チームや部署のプレイヤーを率いて
目的の最大化を達成する力です。
マネジメント経験必須と募集概要にあれば難しいですが、そうでなければマネジメントに必要な能力があればいけるかもしれません。
では、マネジメントスキルで必要な能力は何でしょうか?
課題を見つける力/部下を教育できること/メンバーの士気を高める力/コミュニケーション力/ヒアリング力/実行力/信念がある/学習意欲が高い
一例ですが、人の上に立ち率いていくのに必要な要素です。
そうはいっても最初から全部持っている人は滅多にいません。
これまでの経験や資質のなかから、自分にあるマネジメントに役に立つものをアピールすると「マネージャー候補」として検討してもらえるかもしれません。
スキルがないということはない
15~20年近く仕事をしていれば何かしらのスキルはあるはずです。
「マネジメント経験がある」「プログラミングスキルがある」「TOEICスコア800点」みたいなことじゃないとダメと思っていませんか?
自己分析でスキルを洗い出す際は、他人との比較でなくてもいいんです。
「やっていて楽しい、苦にならない、うまくいったことがある」といったことは十分あなたの得意でありスキルです。
そのようなことを細かく書き出していき、言語化したら立派なスキルになります。
スキルの洗い出しの時は自己肯定感を高くしていきましょう!
参考記事:転職活動の準備【ここが結構大事です】
求人企業のことも調べつくしましょう
自己分析を徹底的にやったら応募先の企業のことも調べましょう。
やみくもにアピールするのではなく相手によりマッチした部分にフォーカスして職務経歴書や面接時の自己PRを個別に作成します。
ちなみに、私が未経験分野に転職したのは新規事業の立ち上げでした。
・直前の起業で少しだけかじった領域(すぐ廃業したうえにそこまで詳しくない)
・ダメだったけど起業したチャレンジ精神(見方を変えると無計画・無謀ともいう)
・営業経験(長いブランクあり)
これらを前面に押し出しました。ものは言いようです。
どうしてもスキルが見つからない場合は?
第三者の力を借りましょう
私も使いました。40代の転職は人脈といった紹介でない限り、転職エージェントサービスでプロに手伝ってもらうのは必須だと思います。
担当者がつきますので、その方に相談してみましょう。
40代の転職に強いエージェントはこちらです。
それでも見つからなかったら
未経験・スキルなしでも応募可能なところを探すほかありません。
長期戦になることが予想されます。
例えば介護職は高齢者のお世話をすることに社会的意義や喜びを感じられるのであれば超売り手市場なので狙い目です。
現職にまだ在籍できるのであれば転職を一旦中止するというのも手です。
期間を決めて現職を通してスキルを手に入れることを考えましょう。
現職ではスキルが身につかないようでしたら副業という手段もあります。
まとめ:読書も効果的
スキルがないと考えている人はほとんどの場合、自己評価が低いだけです。
もちろんマッチする求人の有無はあります。
とはいえ、持っている武器でいかに戦っていくのかを事前の準備でしっかりと整えましょう。
・徹底的に自己分析をする
・転職エージェントの担当者とコミュニケーションをとる(相談する)
・企業の分析をしっかりと行う(エージェントからも情報を求める)
これに付け加えるのなら、必要スキルや業界の知識武装するために読書をおススメします。
本から得られる知識によって書類作成や面接の受け答えがロジカルにできることが期待できます。
40代の転職は事前の準備でほとんど決まってきます。
まずは気持ちを前向きに保って上記の3つに取り掛かりましょう!
40代の転職に強いエージェント